今、必要とされる人材を育てる。超注目シリーズ
データサイエンス入門シリーズ
[シリーズ編集委員]
竹村彰通(滋賀大学、編集委員長)
狩野裕(大阪大学)
駒木文保(東京大学)
清水昌平(滋賀大学)
下平英寿(京都大学)
西井龍映(長崎大学、九州大学名誉教授)
水田正弘(北海道大学)
[本シリーズの特徴]
- 「数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム」のスキルセットに依拠
- 具体的、体験的に学べる応用例、練習問題を収録
- フルカラーで見やすい構成
[シリーズ刊行にむけて]
情報通信技術や計測技術の急激な発展により、データが溢れるように遍在するビッグデータ時代が到来しました。そして、データを処理・分析し、データから有益な情報をとりだす方法論であるデータサイエンスの重要性が広く認識されるようになりました。
しかしながら、日本ではこの分野の人材育成が非常に遅れています。データサイエンスの知識はほとんどの分野で必要とされるものであり、大学の教養課程においても文系・理系を問わず多くの学生が学ぶことが望まれます。文部科学省も「数理及びデータサイエンスに係る教育強化拠点」を選定し、拠点校はコンソーシアムを作り、全国の大学におけるデータサイエンス教育の充実をはかっているところです。
データサイエンス教育は、従来からの統計学教育と、データサイエンスに必要とされる情報処理教育の二つを基礎としますが、ビッグデータの時代の中では、データという共通点からこれらの二つの分野を融合的に扱うことが必要です。また例題として、インターネット上のオープンデータや機械学習手法評価のためのデータなどを扱うことにより、今後求められるデータサイエンスの応用法を示すことも重要です。これらの点で、今回のデータサイエンス入門シリーズは、従来の統計学やコンピュータ科学の教科書とは性格を異にしており、今後のデータサイエンス教育にふさわしい教科書シリーズとなることを目指すものです。
編集委員長 竹村彰通 (滋賀大学データサイエンス学部学部長、教授)
応用基礎としてのデータサイエンス AI×データ活用の実践(データサイエンス入門シリーズ)
北川源四郎/竹村彰通・編 赤穂昭太郎/今泉允聡/内田誠一/清智也/ 高野渉/辻真吾/原尚幸/久野遼平/ 松原仁/宮地充子/森畑明昌/宿久洋・著
- 発行
- 2023/02/14
- ISBN
- 978-4-06-530789-2
教養としてのデータサイエンス(データサイエンス入門シリーズ)
北川源四郎/竹村彰通・編 内田誠一/川崎能典/孝忠大輔/佐久間淳/椎名洋/中川裕志/樋口知之 /丸山宏・著
- 発行
- 2021/06/15
- ISBN
- 978-4-06-523809-7